蓬は「キク科」の多年草で、別名「モチグサ」とも言い、春には若葉が萌えいずる如く育ち、葉の表裏とも「もえぎ」色をしている所より「ヨモギ」と名付けられたと言います。 古来中国では、「ヨモギ」は邪気を払い食用にすると長生き出来るという言い伝えがあります。我が国もその影響をうけて、3月3日の節句には蓬餅を食べる風習が今も残っています。
蓬は「キク科」の多年草で、別名「モチグサ」とも言い、春には若葉が萌えいずる如く育ち、葉の表裏とも「もえぎ」色をしている所より「ヨモギ」と名付けられたと言います。 古来中国では、「ヨモギ」は邪気を払い食用にすると長生き出来るという言い伝えがあります。我が国もその影響をうけて、3月3日の節句には蓬餅を食べる風習が今も残っています。
この「比叡 蓬餅」は歯応えをもたす為に、餅米を搗き、若葉のみの茹で蓬を混ぜ合わせて香をもたせ、健康のために甘さを控え目にした小豆の「こしあん」を使用していますので、さっぱりしたこだわりの一品と言えます。 蓬の効用は広く知られる所ですが、甘いものを食べて起こす胸やけは、胃液が過剰に分泌され、食道壁を刺激するからです。他の菓子と同じ甘さであっても蓬餅は胸やけを起こさないのが、「ヨモギ」の薬効と言えましょう。
素材へのこだわり
比叡・三九良では滋賀県の特産品である甲賀市の羽二重餅と国産ヨモギをふんだんに使用して香り豊かな蓬餅にしています。
製法へのこだわり
蒸した羽二重餅をヨモギと混ぜ合わせ杵付きで丁寧に蓬餅を作っております。一つ一つ丁寧に手作りして、
甘さ控え目にした小豆のこしあんときな粉を使用した一品に仕上げております。